こんにちは、うみです。
精神科外来で診察を待っている時、仲間(他の患者さん)から受付に電話がかかってきます。
クラークさんや看護師さんの対応を聞いてると、患者さんの気持ちが痛いほど分かって、胸が苦しくなることも…
一番よく聞くのは
「今先生は診察中なので、電話に出られないんですよ」
「先生とはお話しできないんです」
という対応。
これね、診察待つ間の30分以内に2-3回は聞く。
ということは、それだけ短い時間に2-3人の患者さんが電話をかけてきてるってことだよね。
看護師さんが電話を切った後に同僚と話している内容が、聞き耳を立てなくても聞こえてくるんだけど、
「もうでろでろに酔ってたよー」
とか。
「もう散々時間とって話聞いたのにまただよ」
とか。
うん、そうなんだよね。
周りからしたら、「もううんざりだよー」なんだよね。
でもね、私たちは何ていうのかな。
思考の海に溺れていて、心細くて、誰かに縋りたくて、必死なの。
辛いんだよね。
誰かに聞いてほしいんだよね。
決して「邪魔してやろう」なんて思ってないのです。
それだけは分かってほしい。
自分のことではなく、第三者として聞こえてくる電話だからこそ、
当事者の気持ちも分かるし、
対応している病院スタッフさんの気持ちも分かるし、
なんというか居た堪れない気持ちになります。
それと同時に
あー思考の海に溺れてるのは私だけじゃないんだなぁ
とちょっと安心してみたり。
↑の会話、何度か聞いたので、思い立って記事に書いてみました。
時には
思考の海に溺れて苦しくなることもある
時には
流れてきた木につかまって息をつけることもある
だんだん陸地が見えてきて希望を持ったり
一生懸命泳いでも全然近づけなくて絶望したり
人生ってそんなことの繰り返しなのかな。
できれば陸の上に上がって生きていきたいですけどね笑
だって哺乳類だし。
そのためのブログです
皆さんの思考の海、よかったら教えてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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