こんにちは、うみです。
生きづらさと向き合うため、「スキーマ療法」を初めてみたものの、その道のりは年単位がかかる長い道のりでした、、、
「スキーマ療法」を受けるには、それを得意とするカウンセリングに通う方法もありますが、わたしは「自分でできるワークブック」に取り組んでみることに。
今回はその本の中から、ワーク3に取り組んだ時の記録を書いていきます。
【前回記事】はこちら↓
取り組んでいる【スキーマ療法ワークブック】はこちら↓
ワーク3も、スキーマ療法に取り組むための準備
「スキーマ療法のワークブック」と言っているものの、前半部分はスキーマ療法に取り組むまでの準備をする内容になっています。
対面のカウンセリングでもそうだと思うのですが、
「初めまして」と出会って、
「わたしの生きづらさの根源はここだった!」
「解決しました!!!」
て、最初からスッキリはいかないと思うんですよね。
(カウンセリングを真面目に受けたことないので想像ですが😅)
「わたしはxxのせいで嫌な思いをしている、辛い思いをしている」
と思っていたとしても、
直接的要因のxxが取り除かれたのに
「あれ、、、それでもなんだか生きづらいな、、、」
ていうのが「生きづらさ」なのだと思います。
(むしろ直接的要因が解消されただけでハッピーになれる人は、カウンセリングの必要ないかも?)
つまり、ぱっと見の生きづらさである直接的要因から、本当の生きづらさの深堀が必要なんですよね。
深ぼるためには、準備が必要、ということで、
ワークブック前半(2冊セットの1冊目)ではひたすら準備をしていきます。
ワーク3では、実践というよりは、座学的に、
「認知行動療法」というものを知り、理解していく内容でした。
自分にとっての「ストレス」はなに?
「ストレス溜まったー」
「ストレス発散したい」
など、「ストレス」という言葉は日常生活でも使われますよね。
でも、ストレスになる内容は人によって違うんです。
例えば虫。
わたしは、虫が苦手なので、家の中で遭遇したらストレスレベルが跳ね上がります
でも、虫好きな人にとってはストレスにはならない
そんな感じで、同じ虫でも、ストレスになるかならないかは
その人次第なんです。
考えてみれば当たり前なのですが、今までは漠然と「ストレス」とひとかたまりにして考えていたので、気づかなかったところでした。
(ちなみにわたしは、一度部屋でムカデに遭遇したことがあり、今でもトラウマになっているくらいの恐怖体験でした)
「認知行動療法」の考え方
この名前、聞いたことありますか?
わたしは以前から自分の生きづらさ解決のヒントを求めて、心理学系の本を読んだり、動画を見たりしていたので、コンセプトは理解していました。
分かりやすい説明は専門家の方がされていると思いますので、
この場ではサクッとだけ触れます。
認知行動療法では、人間の反応が4種類あると考えます。
- 認知
- 気分・感情
- 行動
- 体の反応
この4つが、1番目から順番に
認知→気分・感情→行動→体の反応
と反応する。
図にするとこんな感じですね↓
先ほどの「家の中で虫に遭遇!」の例を当てはめてみます。
*余談
そもそも、画像の中で「ストレス」とラベリングしてしまってますが、
虫が苦手じゃない人にとっては、「ストレス」になりませんね😅
今回はこのままに進めちゃいます
まず、「家の中で虫発見!」これがきっかけとなる出来事(ストレス)です
これに対するわたしの認知は「気持ち悪い!」となります。
そのときの気分は「ゾッとする」など。
行動は「虫から距離を取る、でも虫がどこに行くか分からないので、目線は逸らさない」です。
虫を見失ってしまったら、見えない恐怖と戦うことになりますからね…
体の反応としては「心拍数が上がる」です。
図にするとこうなります↓
さてみなさん、お気づきでしょうか。
このプロセス、図解で説明してきましたが、
「虫発見!」から、体の反応まで、1秒もかからないのです。
0.2秒くらいでしょうか?
部屋でムカデを見かけたら、「自分は気持ち悪いと感じるかな?」なんて考える間も無く、
「ぎゃーーーー!!!!」
てなります。
そう。人間の反応って、そのくらい瞬時に、迷う暇なく結論を出すんです。
虫に対する「気持ち悪い!」という認知は、
認知行動療法で分解して考えなければ、気づかなかったことでした。
そのくらい反射的に考えていることを理解できたのは収穫です。
まとめ。そして次へ続く、、、
長くなってしまったので、今日はここまでにします。
今日の内容をまとめると、3つ
●ストレスになる内容は人によって違う
●認知行動療法では、人間の反応が4種類あると考える
1, 認知
2, 気分・感情
3, 行動
4, 体の反応
●反応(判断)は瞬時に、自動的に、行われる
生きづらさを抱えている人って、わたしも含めて、
どうしても認知が凝り固まっている人が多い気がするんです。
「こうであるべきなのに違う!」
「相手のあの発言は悪意があるに違いない!」
「どうしてわたしだけこんなに辛い目に遭うの、、、」
など。
たしかにそうかもしれないけど、
この世にはいろんな人がいて、
「わたしがこんなに辛い目にあっているけど、同じことを辛いと思わない人がいるんだなー」
と思うだけで、少し気持ちが軽くなったりとか。
視野が広くなったりとか。
している気がするんです。
まだまだ寂しさに圧倒される時もありますが、なんとか頑張って生きてます。
この記事を読んでくださったあなたの今日が、
もし今が夜だったとしたら、あなたの明日が、
素敵な1日になりますように♥️
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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